「新年会の乾杯の挨拶を頼まれたけど、何を話せばいい?」

人前での挨拶は、短い時間でも緊張しますよね。

でも、乾杯の挨拶は短くて大丈夫。

この記事では、会社の新年会から気軽な集まりまで、30秒~1分程度で話せる乾杯の挨拶の例文を7つご紹介します。

新年会の乾杯の挨拶|そのまま使える例文7選

新年会で使える乾杯の挨拶を、立場やシーン別に7つご紹介します。

会の雰囲気に合うものを選んでくださいね。

1. 30秒の基本の乾杯の挨拶

会社の新年会で使いやすい、基本の乾杯の挨拶です。

無理して特別なエピソードや気の利いた言葉を入れる必要はありません。

新年の挨拶と、今年もよろしくお願いしますという気持ちを伝えましょう。

【例文】

皆さん、あけましておめでとうございます。

新しい一年が始まりました。

今年も健康に気をつけながら、みんなで協力して、よい一年にしていきたいと思います。

それでは、皆さんの健康と、今年一年の活躍を願って、乾杯!

急に乾杯の挨拶を頼まれたときは、もっと短くてもOKです。

皆さん、あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いします。

それでは、今年一年がよい年になりますように。乾杯!

2. 上司・役員からの乾杯の挨拶

上司や役員が乾杯を担当する場合は、社員への感謝と、今年に向けた前向きな言葉を添えます。

詳しい経営方針や業績の話は、年頭の挨拶など別の機会にして、短くまとめるのがおすすめです。

【例文】

皆さん、あけましておめでとうございます。

昨年は忙しい時期もありましたが、皆さんのおかげで無事に新しい年を迎えることができました。ありがとうございます。

今年もいろいろな挑戦があると思いますが、困ったときにはお互いに支えあえる、そんな一年にしていきましょう。

それでは、皆さんとご家族の健康、そして当社のさらなる発展を願いまして、乾杯!

社員への感謝は、できるだけ具体的な言葉にすると伝わりやすくなります。

「昨年の新商品の発売では、部署を越えて協力していただき、ありがとうございました」など、職場に合ったひと言を入れるのもよいでしょう。

ただし、乾杯前に長い話をするのは避けたいところ。

伝えたいことがたくさんある場合も、話題はひとつに絞りましょう。

3. 幹事からの乾杯の挨拶

少人数の新年会やカジュアルな職場では、幹事が乾杯の音頭を取ることもあります。

幹事として挨拶する場合は、参加してくれたことへのお礼と、会を楽しんでほしいという気持ちを伝えましょう。

【例文】

皆さん、あけましておめでとうございます。

本日はお忙しいなか、新年会にご参加いただきありがとうございます。

今日は、普段なかなかお話しする機会のない方とも、ゆっくり交流していただければと思います。

おいしい料理も用意されていますので、さっそく乾杯に移りましょう。

今年も一年、どうぞよろしくお願いします。乾杯!

幹事が司会も兼ねている場合は、開会の挨拶と内容が重複しないようにしましょう。

すでに参加者へのお礼を伝えているなら、乾杯の挨拶では省略しても構いません。

また、幹事は飲み物が全員に行き渡っているか確認する役割もあります。

会場スタッフと連携し、参加者が飲み物を持ってから乾杯しましょう。

4. 新人・若手社員からの乾杯の挨拶

新人や若手社員が乾杯の挨拶を頼まれると、何を話せばよいか迷いますよね。

そんなときは、先輩や上司への感謝と、今年の抱負を簡単に伝えればOKです。

無理に笑いを取ろうとしたり、立派な目標を掲げたりする必要はありません。

【例文】

皆さん、あけましておめでとうございます。

〇〇部の〇〇です。

昨年は、わからないことばかりの私に、先輩方が何度も丁寧に教えてくださいました。本当にありがとうございました。

今年は少しでも成長して、皆さんのお役に立てるよう頑張りたいと思います。

それでは、皆さんにとって今年が充実した一年になりますように。乾杯!

新人の場合は、謙虚な姿勢も大切ですが、必要以上に自分を下げる必要はありません。

「まだまだ未熟ですが」を何度も繰り返すよりも、「今年は〇〇に挑戦したいです」と前向きな言葉でまとめると、聞く人にも気持ちよく受け取ってもらえるでしょう。

5. 取引先が参加する新年会の乾杯の挨拶

取引先やお客様を招いた新年会では、丁寧な言葉遣いを心がけます。

参加へのお礼と、日頃のお付き合いへの感謝を伝えましょう。

【例文】

皆さま、新年おめでとうございます。

本日はご多用のなか、弊社の新年会にご出席いただき、誠にありがとうございます。

昨年は皆さまから多くのお力添えをいただき、心より感謝申し上げます。

本年も、皆さまとの信頼関係を大切にし、より一層お役に立てるよう、社員一同努めてまいります。

それでは、皆さまのご健勝と、ご参会各社のますますのご発展を祈念いたしまして、乾杯!

上記は、新年会を主催する会社の立場で挨拶する例文です。

取引先から乾杯の挨拶を依頼された場合は、冒頭を次のように変えると自然です。

「本日は、このようなすばらしい会にお招きいただき、誠にありがとうございます」

相手企業の業績や事業について触れる場合は、事実関係に間違いがないか確認しておきましょう。

6. 少人数でカジュアルな新年会の乾杯の挨拶

親しい同僚や友人同士の新年会なら、堅苦しい挨拶は必要ありません。

いつもの話し方に近い言葉で、新しい年を一緒に迎えられた喜びを伝えましょう。

【例文】

みんな、あけましておめでとう!

今日は集まってくれてありがとう。

去年はなかなか全員で集まれなかったけど、こうして新年会ができてうれしいです。

今年は仕事も遊びも、みんなで楽しくやっていきましょう!

それでは、今年もよろしくお願いします。乾杯!

少人数の新年会では、全員がグラスを持ったことを確認してから、座ったまま乾杯してもよいでしょう。

気心の知れた仲間なら、もっと短く「今年も元気に楽しく過ごしましょう!乾杯!」だけでも十分です。

参加者が気軽に食事を始められるように、会の雰囲気に合わせて挨拶しましょう。

7. 場を和ませるユーモアのある乾杯の挨拶

和やかな雰囲気の新年会なら、乾杯の挨拶に少しユーモアを入れてもよいでしょう。

ただし、笑いを取ることに一生懸命になりすぎないのがポイント。

誰かをからかったり、内輪の人にしかわからない話をしたりするのは避けます。

【例文】

皆さん、あけましておめでとうございます。

新しい年ということで、私も今年の目標を立てました。

「何事も段取りよく、早めに行動する」です。

まずはこの目標を守って、皆さんをお待たせしないよう、さっそく乾杯に移りたいと思います!

今年も楽しく、元気に頑張りましょう。

それでは、乾杯!

笑いが起きなくても、気にせずそのまま乾杯に進みましょう。

取引先が参加する会など、改まった雰囲気の新年会では無理にユーモアを入れずに基本の挨拶をする方が安心ですよ。

新年会の乾杯の挨拶を考える3つのポイント


新年会の乾杯の挨拶は、次の3つを押さえておけば大丈夫。

✅新年会の乾杯の挨拶のポイント

  • 30秒~1分を目安に短くまとめる
  • 「新年の挨拶+今年の抱負+乾杯」の流れで話す
  • 参加者のグラスを確認してから乾杯する

例文をそのまま使わず、自分で挨拶を考えたいという方は参考にしてくださいね。

1. 30秒~1分を目安に短くまとめる

新年会の乾杯は、参加者が食事や歓談を始める前に行うものです。

グラスを手に持ったまま、長い話を聞くのは大変ですよね。

乾杯の挨拶は、30秒~1分程度を目安にしましょう。

30秒なら100~150文字程度、1分なら200~300文字程度を目安に原稿を作るとよいでしょう。

ただし、実際にかかる時間は話す速さによって変わります。

原稿ができたら一度声に出して読み、時間を確認してくださいね。

緊張すると早口になりやすいので、普段より少しゆっくり話すことを意識しましょう。

また、乾杯の発声の直前には、参加者がグラスを持つための時間も必要です。

挨拶の文章だけで持ち時間をいっぱいにせず、少し余裕を持たせておくとスムーズですよ。

2. 「新年の挨拶+今年の抱負+乾杯」の流れで話す

新年会の乾杯の挨拶は、次の3つを組み合わせると簡単に作れます。

①新年の挨拶

「皆さん、あけましておめでとうございます」

②今年の抱負・目標

「今年も力を合わせて、新しいことに挑戦していきましょう」

③乾杯の発声

「それでは、皆さんの健康とご活躍を願いまして、乾杯!」

この3つをつなげれば、短くても新年会らしい挨拶になります。

今年の抱負は、仕事に関することでも、健康や人とのつながりに関することでも構いません。

たとえば、次のような言葉が使えます。

  • 「今年は、新しいことにも積極的に挑戦していきたいと思います」
  • 「お互いに声をかけ合い、気持ちよく働ける一年にしましょう」
  • 「今年も健康を第一に、充実した一年にしていきましょう」

上司や役員なら職場全体に向けた目標、新人なら自分自身の抱負を添えると良いでしょう。

なお、1月下旬など、年が明けてしばらく経ってから開催する新年会では、「あけましておめでとうございます」を省略しても問題ありません。

「本年もどうぞよろしくお願いいたします」など、その時期に合った言葉を選んでください。

3. 参加者のグラスを確認してから乾杯する

乾杯の挨拶では、話す内容だけでなく、乾杯するタイミングも大切です。

参加者全員に飲み物が行き渡っていることを確認してから、挨拶を始めましょう。

大人数の新年会では、幹事や会場スタッフに確認してもらうとスムーズです。

挨拶が終わりに近づいたら、次のように声をかけます。

【乾杯へのつなぎ方】

「それでは、皆さま、グラスをお手元にご用意ください」

(全員がグラスを持ったことを確認する)

「今年一年の皆さまのご健康とご多幸を願いまして、乾杯!」

「乾杯!」は、それまでの挨拶よりも少し大きな声で、はっきりと発声しましょう。

参加者が声をそろえやすいように、直前にひと呼吸置くのがポイントです。

乾杯のあとは、司会者に進行を引き継ぎます。

司会者は「ありがとうございました。それでは皆さま、お食事とご歓談をお楽しみください」と案内しましょう。

司会の進め方については、→新年会の司会進行の例文【全文を一気にコピペできる!】でもご紹介しています。

新年会の乾杯の挨拶は誰がする?


会社の新年会では、参加者の中で役職が3番目に高い人が乾杯の挨拶を担当するのが、一般的な目安です。

新年会の挨拶は、次のように役割分担することが多いでしょう。

挨拶 担当する人
開会宣言 幹事・司会
はじめの挨拶 役職が1番高い人
乾杯の挨拶 役職が3番目に高い人
締めの挨拶 役職が2番目に高い人
閉会宣言 幹事・司会

ただし、これは必ず守らなければならない決まりではありません。

会社の慣例や参加人数によって、乾杯をお願いする人は変わりますし、少人数の新年会なら、はじめの挨拶と乾杯を同じ人が担当してもOK。

迷ったときは、昨年の新年会を担当した人や上司に確認してみてくださいね。

また、乾杯の担当者には、できるだけ早めに依頼しておきましょう。

「乾杯のご挨拶を、30秒~1分ほどでお願いできますでしょうか」と、持ち時間も一緒に伝えると親切です。

当日の参加人数や、取引先の有無なども共有しておくと、挨拶を考えてもらいやすくなります。

乾杯の挨拶を終えたあとは、食事や歓談、余興へと進みます。

最後の挨拶については、→新年会の締めの挨拶|簡単で覚えやすい!5選も参考にしてください。

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