「忘年会の司会進行を頼まれたけれど、何を話せばいい?」
司会進行は無理に会場を盛り上げるのではなく、終了時間を守って、予定していた挨拶や余興ができれば十分です。
この記事では、2時間の忘年会の進行表や事前に準備すること、開会から閉会までそのまま使える司会台本をご紹介します。
予定どおりに進まないときの対処法もまとめているので、ぜひ事前に一読してみてくださいね。
2時間の忘年会の司会進行の流れ

司会進行に必要なのは「盛り上げる力」よりも「全体を見る力」。
無理に面白いことを言おうとせず、時間と会場の様子を確認しながら、次のプログラムへつないでいきましょう。
✅19時~21時の忘年会の司会進行例
| 時間 | プログラム | 司会がすること |
|---|---|---|
| 18:30(開始30分前) | 受付開始 | 受付担当者や会場スタッフと連絡を取り、参加者の集まり具合を確認する |
| 19:00 | 開会宣言 | 参加者へ呼びかけ、忘年会の開始を伝える |
| 19:02 | 開会の挨拶 | 挨拶をお願いしている人を紹介し、終了後にお礼を伝える |
| 19:07 | 乾杯 | 乾杯の発声者を紹介し、全員のグラスがそろったことを確認する |
| 19:10 | 食事・歓談 | 食事の開始を案内し、次のプログラムが始まる時間も伝える |
| 19:50 | 余興・ゲーム | 参加者へ呼びかけ、ルールや所要時間を簡潔に説明する |
| 20:20 | 食事・歓談 | 再び歓談を案内し、進行の遅れがあれば時間を調整する |
| 20:40 | 中締めの挨拶 | 会場を落ち着かせ、挨拶をお願いしている人を紹介する |
| 20:50 | 閉会宣言・二次会の案内 | 参加者へお礼を伝え、二次会や忘れ物について案内する |
| 21:00 | 終了・退場 | 会場に忘れ物がないか確認し、参加者の退場を促す |
余興やゲームがない場合は、歓談の時間を長めに取ります。
表彰や記念撮影などを行うなら、歓談や余興の時間を少しずつ調整して組み込みましょう。
会場によっては、受付や退場の時間も利用時間に含まれます。
あらかじめ会場へ確認し、時間内に参加者が退場できる進行表を作っておくと安心ですよ。
忘年会を開催する時期や予約のタイミングについては、忘年会の予約はいつから?会場探しを始める時期も参考にしてください。
忘年会の司会進行を頼まれたら準備すること

忘年会の司会を頼まれたら、以下の4つを準備します。
- 進行表を作成・プログラムごとの時間を決める
- 挨拶や乾杯をお願いする人の役職・名前・読み方を確認する
- 当日に読む台本とカンペを用意する
- マイク・音響・映像設備を会場に確認する
当日になって慌てないように、進行表や台本、会場設備を確認しておきましょう。
進行表を作成・プログラムごとの時間を決める
忘年会の開始から終了までの流れを進行表にまとめます。
幹事とも協力して、開会の挨拶や乾杯、食事・歓談、余興、中締めなど、それぞれの開始時刻と所要時間を書き出しましょう。
挨拶や余興が予定より長引くこともあるので、プログラムを詰め込みすぎないことが大切。
終了時刻の10〜20分前には、中締めや閉会宣言へ進めるように、余裕を持たせておくと安心ですよ。
完成した進行表は、幹事や余興の担当者、会場スタッフにも共有します。
料理が提供されるタイミングや飲み放題のラストオーダーも確認し、食事を楽しむ時間と司会進行が重ならないように調整しましょう。
挨拶や乾杯をお願いする人の役職・名前・読み方を確認する
忘年会で挨拶をする人にはあらかじめ依頼しておきましょう。
一般的には以下の人にお願いします。
- 開会の挨拶:参加者の中で最も役職が高い人
- 乾杯:3番目に役職が高い人
- 中締めの挨拶:2番目に役職が高い人
参加人数が少ない場合は、開会の挨拶と乾杯を同じ人にお願いしてもOK。
会社によって慣例が異なるため、過去の忘年会を担当した人や上司にも確認してみてくださいね。
依頼するときは、挨拶をお願いする時間と持ち時間も伝えます。
司会の台本には、役職・氏名の読み方を正確に記載しておくのが安心ですよ。
当日に読む台本とカンペを用意する
司会の台本すべてを暗記する必要はありません。
心配なら当日も台本を見てOK。
司会の台本はスマートフォンやタブレットだけでなく、紙に印刷したものも用意しておけば、充電切れや通信トラブルが起きたときにも困りませんよ。
台本には時刻やプログラム名も書き、現在どこまで進んでいるのか一目で分かるようにします。
名前や役職など、間違えられない部分にはふりがなやマーカーを付けておくのがおすすめです。
マイク・音響・映像設備を会場に確認する
マイクの本数や使用できる端子、パソコンとの接続方法、音源や映像の再生方法なども確認しておくと、当日の準備がスムーズです。
映像や音楽を使用する場合は、データをUSBメモリーなどにも保存して予備を用意します。
当日は少し早めに会場へ行き、実際に使用するマイクや映像をテストしてください。
余興の開始や照明を切り替えるタイミングも会場スタッフと共有しておけば、司会から合図を出すだけでスムーズに進められます。
会場設備やアクセスなど、会場探しで確認したいポイントについては、忘年会会場の選び方で詳しくご紹介しています。
忘年会の司会進行の台本【そのまま使える】

ここからは、忘年会の流れに沿って、そのまま使える司会進行の台本をご紹介します。
会社名や役職、名前、時刻などを置き換えて使用してくださいね。
1.開会宣言|忘年会を始める
開始時刻になったら、参加者が着席していることを確認して開会を宣言します。
最初から無理に笑いを取ろうとせず、参加へのお礼と自己紹介を簡潔に伝えましょう。
【台本例】
本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
本日の進行を担当する、○○部の○○です。
お開きまで、どうぞよろしくお願いいたします。
2.開会の挨拶|上司や代表者を紹介する
開会宣言に続いて、参加者の中で最も役職が高い人に挨拶をお願いします。
紹介する前に、登壇する準備ができているか確認しましょう。
取引先など社外の参加者がいる場合、自社の人を紹介するときは「弊社代表取締役の○○」のように、敬称を付けずに案内します。
【台本例】
○○社長、お願いいたします。
(挨拶終了後)
○○社長、ありがとうございました。
3.来賓やご厚志を紹介する|必要な場合のみ
社外から来賓を招いている場合は、会社名・役職・氏名を確認して紹介します。
【来賓を紹介する台本例】
株式会社○○、○○部長の○○様です。
本日はお忙しい中ご出席いただき、ありがとうございます。
来賓から挨拶をいただく場合は、紹介に続けて「○○様より一言ご挨拶を頂戴したいと思います」とつなぎましょう。
上司などから金品を受け取った場合は、「寸志」ではなく「ご厚志(ごこうし)」として紹介します。
金額を伝える必要はありません。
【ご厚志を紹介する台本例】
○○社長、○○部長より頂戴しております。
○○社長、○○部長、ありがとうございます。
4.乾杯|全員のグラスがそろってから発声者へつなぐ
参加者のグラスがそろっていることを確認してから、乾杯の発声をお願いする人を紹介します。
発声者を長く待たせないように、飲み物の準備状況を会場スタッフにも確認しましょう。
【台本例】
皆さま、お手元にグラスをご用意ください。
乾杯のご発声は、○○部長にお願いいたします。
○○部長、よろしくお願いいたします。
(乾杯終了後)
○○部長、ありがとうございました。
皆さま、どうぞご着席ください。
5.食事・歓談|次の予定も簡単に案内する
乾杯が終わったら、食事と歓談の開始を案内します。
余興やゲームを予定している場合は、開始時刻を伝えておくと参加者も動きやすくなります。
【台本例】
このあと○時○分ごろから、余興を予定しております。
お手洗いなどは、余興が始まる前にお済ませください。
6.余興・ゲーム|短い説明で参加者の注目を集める
余興やゲームを始めるときは、参加者へ呼びかけて会場を落ち着かせます。
説明が長くなると参加者の集中が途切れてしまうため、ルールと所要時間を簡潔に伝えましょう。
参加者が席に座ったまま楽しめる余興を探している方は、忘年会で座ってできるゲーム15選も参考にしてみてくださいね。
【台本例】
ここからは、余興の○○を始めます。
ルールは○○です。所要時間は○分程度を予定しています。
それでは皆さま、最後までお楽しみください。
(余興終了後)
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
大きな拍手をお願いいたします。
それでは、中締めの時間まで引き続きお食事とご歓談をお楽しみください。
7.中締めの挨拶|担当者へ早めに声をかける
中締めをお願いする人には、予定時刻の5〜10分前に声をかけておきましょう。
参加者の注目が集まったことを確認してから、挨拶をする人を紹介します。
【台本例】
宴もたけなわではございますが、そろそろ中締めのお時間となりました。
中締めのご挨拶を、○○専務にお願いいたします。
○○専務、よろしくお願いいたします。
(挨拶終了後)
○○専務、ありがとうございました。
8.閉会宣言|二次会や忘れ物についても案内する
中締めの挨拶が終わったら、司会が閉会を宣言します。
参加者へのお礼に加えて、二次会の会場や忘れ物、退場時刻なども案内しましょう。
【台本例】
本日は最後までご参加いただき、ありがとうございました。
お帰りの際は、お手回り品や忘れ物がないかご確認ください。
二次会へ参加される方は、○時までに○○へお集まりください。
それでは皆さま、どうぞお気を付けてお帰りください。
忘年会の司会進行をスムーズにする5つのコツ

忘年会の司会は、場を盛り上げたり笑いを取ったりすることを目指さなくて大丈夫。
初めて司会を担当する人も、次の5つを意識すれば落ち着いて進行できますよ。
台本は短い文章で区切って読みやすく
台本に長い文章が並んでいると、読む場所を見失ったり、早口になったりしやすくなります。
一文を短くして、呼びかけ・登壇者の紹介・お礼などを分けて書きましょう。
時間やプログラム名、登壇者の名前を太字やマーカーで目立たせておくと、次に何をするのか一目で確認できます。
台本を正確に読み切ることより、会場の様子を見ながら進めることを優先しましょう。
普段よりもゆっくりはっきり話す
忘年会の会場では、参加者の話し声や食器の音で司会の声が聞こえにくくなります。
自分が思っているよりも少しゆっくり、言葉を区切りながら話しましょう。
参加者へ呼びかけたあとは、会場が落ち着くまで数秒待ってから案内を始めます。
マイクに口を近づけすぎると音が割れることがあるため、当日のリハーサルで持つ位置や声の大きさも確認しておくと安心ですよ。
挨拶を依頼する人には5〜10分前に声をかける
開会や乾杯、中締めの挨拶をお願いしている人には、出番の5〜10分前に声をかけましょう。
直前に席を外していたり、挨拶の順番を忘れていたりする可能性もあります。
「あと5分ほどでご挨拶をお願いします」と伝え、登壇場所やマイクの受け渡し方も確認してください。
事前に声をかけておけば、進行を止めることなくスムーズに紹介できます。
進行表には少し余裕を持たせる
挨拶や余興が予定より長引くことを考え、進行表には5〜10分程度の余裕を持たせておきましょう。
すべてのプログラムを分刻みで組むと、少しの遅れがその後の進行に影響してしまいます。
時間が押した場合に短縮できる歓談や余興をあらかじめ決めておくのもおすすめです。
進行を変更するときは、幹事や会場スタッフにも伝え、料理やドリンクの提供とずれないように調整しましょう。
無理に笑いを取ったり参加を求めたりしない
司会だからといって、面白い話や気の利いた冗談を用意する必要はありません。
内輪にしか分からない話や、年齢・役職・容姿をいじるような発言は絶対に避けましょう。
ゲームや余興への参加を断りにくい形で求めたり、突然一発芸をお願いしたりするのもNG。
全員が安心して気持ちよく過ごせる進行が最も大切です。
忘年会の進行が予定どおりにいかないときの対処法

忘年会では、挨拶が長引いたり、機材が動かなかったりと、予定外のことが起こる場合があります。
すべてを進行表どおりに行うことよりも、参加者を不安にさせず、終了時刻を守ることが大切です。
あらかじめ以下を読んでおくと、実際のトラブルも落ち着いて対応できますよ。
予定より時間が押した・余ったとき
時間が押している場合は、歓談や余興など、短縮できるプログラムから調整します。
挨拶を急に省略したり、終了時刻を延ばしたりせず、幹事や会場スタッフへ相談してから変更しましょう。
余興を短縮する場合は、担当者にも早めに伝えます。
参加者には細かい事情を説明せず、「時間の都合により、次のプログラムへ移ります」と案内すれば十分です。
予定より早く進んだ場合は、食事・歓談の時間を長めに取ると自然です。
記念撮影の時間を取るのもおすすめ。
時間を埋めるために、司会が無理に話し続けたり、突然余興を追加したりする必要はありません。
マイクや映像などの機材トラブルが起きたとき
マイクやプロジェクターが動かないときは、すぐに会場スタッフへ知らせます。
司会が機材の操作に集中すると進行が止まってしまうため、対応はスタッフや機材担当者に任せましょう。
復旧まで時間がかかる場合は、食事・歓談を先に始めたり、プログラムの順番を入れ替えたりします。
参加者には、「ただいま機材を調整しております。準備が整うまで、引き続きご歓談をお楽しみください」と案内すると安心です。
映像を使った余興ができない場合に備え、口頭で進められる内容や予備のデータも用意しておくとよいでしょう。
挨拶をお願いしていた人が遅刻・欠席したとき
挨拶をお願いしていた人が見当たらない場合は、まず幹事や受付担当者に状況を確認します。
少し遅れているだけなら、食事・歓談を先に始めるなど、プログラムの順番を変更して対応しましょう。
欠席が分かった場合は、代わりに挨拶をお願いできる人を幹事や上司と相談して決めます。
急に依頼するときは、挨拶の目的と持ち時間を簡潔に伝えてください。
参加者へ欠席の詳しい理由を説明する必要はありません。
台本の名前や役職を訂正し、落ち着いて次のプログラムへつなぎましょう。
忘年会の司会進行でよくある質問

忘年会の司会を初めて担当すると、役割分担や台本の読み方など、細かい部分でも迷いますよね。
ここでは、忘年会の司会進行についてよくある質問にお答えします。
司会は幹事が兼任してもいい?
少人数の忘年会であれば、幹事と司会を同じ人が担当しても問題ありません。
ただし、幹事には受付や会費の管理、参加者への対応、会場スタッフとの連絡など、司会以外にも多くの仕事があります。
参加人数が多い場合や余興を行う場合は、幹事と司会を分けたほうがスムーズです。
同じ人が担当する場合は、受付や会場との連絡を手伝ってくれる人を決めておきましょう。
余興やゲームがない忘年会はどう進行する?
忘年会では、必ずしも余興やゲームを行う必要はありません。
開会の挨拶と乾杯のあとは、食事・歓談を中心に進め、中締めと閉会宣言で終了すれば十分です。
歓談の途中で席の移動を案内したり、最後に集合写真を撮ったりすると、参加者同士が交流しやすくなります。
司会は「○時○分までご歓談をお楽しみください」と次の予定を伝え、参加者が安心して食事や会話を楽しめるようにしましょう。
中締めと閉会宣言は何が違う?
中締めは、忘年会に一区切りを付けるために行う挨拶です。
一般的には上司や代表者が挨拶し、一本締めなどで会を締めます。
遠方から参加している人などが帰りやすくなるように、中締め後も少し歓談時間を設ける場合があります。
閉会宣言は、司会が忘年会の正式な終了を参加者へ伝えるものです。
参加へのお礼や二次会、忘れ物について案内し、退場を促します。
会場の利用時間に余裕がない場合は、中締めの挨拶に続けて閉会宣言を行っても問題ありません。
司会の台本は暗記したほうがいい?
司会の台本をすべて暗記する必要はありません。
台本を見ながら進行しても失礼にはあたらないため、正確に伝えることを優先しましょう。
ただし、ずっと下を向いて読み続けると声が届きにくくなります。
一文ごとに参加者へ目を向け、ゆっくり話すことを意識してください。
できれば、一度は台本を事前に声に出して練習しておくと、当日も落ち着いて進行できますよ。
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忘年会の司会進行をスムーズに進めるためには、会場スタッフのサポートも大切です。
新宿三丁目駅直結のリストランテベニーレベニーレでは、経験豊富なパーティープランナーが、料理やドリンクだけでなく、当日の進行についても相談に応じます。
「進行表の時間配分に自信がない」
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このような悩みも、相談してみてくださいね。
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