歓送迎会の司会進行の例文を、開会からお開きまでまとめました。
最初に、全文を通して読める台本をご紹介します。
2時間の進行表や場面ごとの注意点、送る人・迎える人の順番で迷ったときの考え方も解説するので、当日の準備に役立ててくださいね。
歓送迎会の司会進行の例文【そのまま使える全文台本】

まずは、歓送迎会の最初から最後まで使える司会の台本をご紹介します。
台本は以下の役割になっています。
- Aさん:送別される人
- Bさん:新しく迎える人
- Cさん:送る言葉を言う人
- Dさん:花束を渡す人
名前・役職・時間を実際の内容に置き換えて使ってください。
花束や二次会など、予定にない部分は省いてOKです。
✅歓送迎会の司会進行の例文の全文
皆さま、お席へお戻りください。
本日はお集まりいただき、ありがとうございます。
ただいまより、営業部の歓送迎会を始めます。
本日は、新しく営業部に加わったBさんをお迎えするとともに、異動されるAさんをお送りします。
司会を担当します、営業部の〇〇です。
短い時間ではありますが、皆さまにゆっくりお話しいただける会にしたいと思います。
本日はよろしくお願いいたします。
【はじめの挨拶】
それでは最初に、〇〇部長からご挨拶をいただきます。
〇〇部長、お願いいたします。
(挨拶後)
〇〇部長、ありがとうございました。
【乾杯】
続いて乾杯です。皆さま、お飲み物はお手元にございますか。
(飲み物の準備を確認)
乾杯の音頭は、△△課長にお願いしております。
△△課長、よろしくお願いいたします。
(乾杯後)
△△課長、ありがとうございました。
それでは、お料理を召し上がりながら、ご歓談をお楽しみください。
皆さま、お話し中のところ失礼します。
ここからは、本日の主役のお二人をご紹介します。
【歓迎される方の紹介と挨拶】
はじめに、今月から営業部に加わったBさんをご紹介します。
Bさん、よろしければ前へお願いします。
それでは、簡単に自己紹介をお願いできますか。
(挨拶後)
Bさん、ありがとうございました。
これから一緒にお仕事ができるのを楽しみにしています。
皆さま、Bさんをよろしくお願いします。
【送る言葉】
続いて、今月末で営業部を離れるAさんです。
Aさんには、これまで〇年間、営業部でお力添えをいただきました。
それでは、Aさんと一緒にお仕事をされてきたCさんから、送る言葉をいただきます。
Cさん、お願いします。
(挨拶後)
Cさん、ありがとうございました。
【花束・記念品の贈呈】
ここで、営業部一同からAさんへ、感謝の気持ちを込めた花束をお渡しします。
Dさん、前へお願いします。
(贈呈・拍手)
【送別される方の挨拶】
それではAさんからも、ひと言いただければと思います。
Aさん、お願いいたします。
(挨拶後)
Aさん、ありがとうございました。
新しい部署でも、お体に気をつけて頑張ってください。
皆さま、もう一度拍手をお願いします。
それでは、引き続きご歓談ください。
【締めの挨拶】
皆さま、そろそろ終了の時間が近づいてまいりました。
最後に、□□部長から締めのご挨拶をいただきます。
□□部長、お願いいたします。
(挨拶・手締めがある場合は手締めの終了後)
□□部長、ありがとうございました。
【閉会・お開き】
以上をもちまして、本日の歓送迎会はお開きとさせていただきます。
Aさん、これまで本当にありがとうございました。
Bさん、これからどうぞよろしくお願いします。
皆さまも、ご参加ありがとうございました。
お忘れ物のないようご確認のうえ、お気をつけてお帰りください。
【二次会の案内/開催する場合】
このあと二次会に参加される方は、〇時〇分までに会場入口へお集まりください。
二次会の会場は〇〇です。よろしくお願いいたします。
歓送迎会の司会進行の流れ|2時間の進行表

歓送迎会は、一般的な宴会の進行に、送別される人への言葉や贈り物、歓迎される人の自己紹介を加えて進めます。
以下は18時から20時まで、2時間で行う場合の進行表です。
| 時間 | 進行内容 | 担当 |
|---|---|---|
| 18:00~18:03 | 開会・司会の自己紹介 | 司会 |
| 18:03~18:08 | はじめの挨拶 | 上司・代表者 |
| 18:08~18:12 | 乾杯 | 乾杯の担当者 |
| 18:12~18:40 | 食事・歓談 | 参加者全員 |
| 18:40~18:45 | 歓迎される人の紹介・挨拶 | 司会・歓迎される人 |
| 18:45~18:55 | 送る言葉・花束や記念品の贈呈 | 送る言葉の担当者・贈呈役 |
| 18:55~19:00 | 送別される人の挨拶 | 送別される人 |
| 19:00~19:40 | 食事・歓談 | 参加者全員 |
| 19:40~19:45 | 締めの挨拶・手締め(任意) | 締めの担当者 |
| 19:45~19:50 | お開き・二次会の案内 | 司会 |
| 19:50~20:00 | 帰り支度・退場 | 参加者全員・幹事 |
✅司会進行の前に確認しておきたいこと
- 挨拶をお願いする人の名前・役職・順番
- 送別・歓迎される人の名前の読み方、所属、紹介してよい情報
- 花束や記念品を渡す人と、当日の置き場所
- マイクの受け渡し、登壇する位置
- 飲み物の準備時間、ラストオーダー、会場の退出時刻
挨拶する人数が多い場合は、歓談時間を少し短くするなどして調整しましょう。
また、「会の終了時刻」と「全員が会場を出る時刻」は分けて考えるのがおすすめです。
上の表では、最後の10分を帰り支度のための時間としています。
【場面別】歓送迎会の司会進行の例文とポイント

ここからは、司会が話す場面ごとに、進め方と例文を詳しくご紹介します。
台本を自分の職場向けに直すときに参考にしてくださいね。
①開会|司会の挨拶と自己紹介
歓送迎会の開始時刻になったら、司会が開会を告げます。
誰を送り、誰を迎える会なのかを伝えたあと、司会者の名前を名乗ればOKです。
歓迎される人がまだ参加者に知られていない場合は、名前だけでなく新しい所属も伝えると親切ですよ。
本日は、新しく営業部に加わったBさんの歓迎と、Aさんの送別を兼ねた会です。
司会を務めます〇〇です。
どうぞよろしくお願いします。
それでは、歓送迎会を始めます。
②はじめの挨拶|挨拶する人を紹介する
開会の次は、上司からの挨拶。
会社の歓送迎会では、出席者のなかで役職が最も高い方にお願いすることが多いですが、会社の慣例によって異なります。
誰に挨拶をお願いするかは幹事や上司と相談して決めておき、事前に挨拶してほしい旨と持ち時間を伝えておきましょう。
司会の役割は、挨拶をする人の紹介と、話し終わったあとのお礼です。
それでは、営業部を代表して〇〇部長からご挨拶をいただきます。
〇〇部長、よろしくお願いいたします。
(挨拶後)
〇〇部長、ありがとうございました。
③乾杯|乾杯の挨拶をする人を紹介する
乾杯の前に、飲み物が全員に行き渡っているかを確認します。
大人数なら、幹事や会場スタッフにも確認をお願いすると安心ですよ。
飲み物の準備ができてから乾杯の担当者を紹介すると、グラスを持って待つ時間が長くなりません。
皆さま、お飲み物のご用意をお願いします。
それでは△△課長に、乾杯の音頭をお願いしたいと思います。
△△課長、お願いいたします。
(乾杯後)
△△課長、ありがとうございました。
それでは、お料理を召し上がりながら、ご歓談をお楽しみください。
④食事・歓談|歓談の始まりと終わりを案内する
乾杯が終わったら、参加者に食事や会話を楽しんでもらいます。
司会からは次の予定をひと言伝えておくと「トイレに行ってていない!」なんてことにならずに済みますよ。
ここからはしばらく、お食事とご歓談の時間です。
18時40分ごろからBさんとAさんのご紹介を予定しています。
それまでは、どうぞごゆっくりお過ごしください。
次のプログラムに移る5分ほど前に、主役と挨拶担当者に声をかけておくと、席を探して時間がかかるのを防げます。
⑤歓迎|新しく迎える人の紹介と挨拶
初めて顔を合わせる人もいるため、名前と所属を伝えたあと、本人から自己紹介をしてもらうとよいでしょう。
はじめに、今月から営業部に加わったBさんです。
Bさん、簡単に自己紹介をお願いします。
(挨拶後)
Bさん、ありがとうございました。
これからよろしくお願いします。
自己紹介の後も、司会が拍手をすることで参加者へ拍手を促しましょう。
新しく来た方の経歴や趣味を、本人の了承なく司会が詳しく紹介する必要はありません。
歓迎される方が話した内容をきっかけに、そのあとの歓談で自然に会話が広がるといいですね。
⑥送別|送る言葉と花束・記念品の贈呈
歓迎の挨拶が終わったら、続いて送り出す人を紹介します。
そのあと、同僚や直属の上司など、本人と関わりの深い方から送る言葉をいただきます。
Cさん、ありがとうございました。
続いて、Aさんへ営業部一同から花束をお贈りします。
Dさん、お願いいたします。
受け渡しが終わったら拍手を促し、次の挨拶へ進みましょう。
⑦送別される人の挨拶|本人にマイクを渡す
花束や記念品を渡したあと、送別される方から挨拶をしてもらいます。
それでは、Aさんからも皆さまへひと言いただきたいと思います。
Aさん、お願いします。
(挨拶後)
Aさん、ありがとうございました。
司会が拍手をすれば参加者も自然に拍手をします。
挨拶を終えた本人が席に戻るまで少し待ってから、歓談を再開すると慌ただしくなりません。
⑧締めの挨拶|上司の挨拶や手締めにつなぐ
終了時刻が近づいたら、締めの挨拶をお願いしていた人を紹介します。
皆さま、お話が盛り上がってるところ失礼します。
そろそろお開きの時間となりますので、□□部長から締めのご挨拶をいただきます。
□□部長、お願いいたします。
手締めを行う場合は、挨拶をする方が音頭も取るのかを事前に決めておきましょう。
なお、「一本締め」は「3・3・3・1」のリズムで手を打つ方法ですが、1回だけ手を打つ「一丁締め」を一本締めと呼ぶ職場もあります。
どちらを行うのかまで確認しておくとずれずにピシッと締められます。
詳しくは以下の記事で詳しく紹介しています。
⑨閉会|お開きと二次会の案内
締めの挨拶が終わったら、司会が会の終了を伝えます。
最後にお礼と退出の案内を述べ、二次会がある場合は会場や集合時間も案内しましょう。
皆さま、本日はご参加ありがとうございました。
これにて歓送迎会はお開きとさせていただきます。
お忘れ物のないよう、お気をつけてお帰りください。
【二次会を案内する例文】
二次会に参加される方は、〇時〇分に会場入口でお待ち合わせください。
会場は〇〇です。
会場の利用時間ぎりぎりまで挨拶を続けないようにしましょう。
写真撮影や退場に時間がかかりそうなら、10分から15分早めにお開きの挨拶をすると余裕を持てます。
歓送迎会の司会進行Q&A

歓送迎会には送別と歓迎の両方があるため、通常の宴会とは少し違う判断が必要になることもあります。
よくある疑問をまとめました。
歓迎と送別はどちらを先にする?
送別と歓迎の順番に、必ず守らなければならない決まりはありません。
ただ、送別の方が雰囲気がしんみりしますし、送別される人も伝えたい言葉が長くなることも。
会の後半にしっかり時間をとり、感動的な雰囲気のままお開きとした方が会の趣旨に合うかもしれません。
歓迎される人は次の日からも会社に来ますから、今まで働いてきた送別される人を立てる方が、送別会の趣旨に合う場合も多いでしょう。
送別を先にする場合は、司会は以下のように進行します。
まずは、今月末で営業部を離れるAさんをご紹介します。
Aさんと一緒にお仕事をされてきたCさんから、送る言葉をいただきます。
(送別の挨拶後)
ありがとうございました。
続いて、今月から営業部に加わったBさんをご紹介します。
Bさん、自己紹介をお願いいたします。
主役が複数いる場合はどう進める?
異動する方が3名、入社する方が2名といった歓送迎会もあります。
その場合は、送別される人・歓迎される人をそれぞれまとめて紹介し、挨拶する順番を決めると進めやすくなります。
今回は、Aさん、Eさん、Fさんの3名の送別です。
それではAさんから順番に、ひと言ずつお願いいたします。
主役が多い場合は、挨拶の目安を1人1分程度に設定するなど、事前に伝えておきましょう。
花束を渡す人数や渡す順番も確認しておくと安心です。
挨拶は誰にお願いすればいい?
会社の歓送迎会では、以下のように挨拶する人を決めることが多いです。
- はじめの挨拶:出席者のなかで役職が最も高い人
- 乾杯の挨拶:はじめの挨拶とは別の役職者
- 締めの挨拶:乾杯とは別の役職者
- 送る言葉:送り出す人の仕事ぶりをよく知る上司や同僚
ただし、人数や職場の慣例によって変わります。
司会者が当日その場で指名するのではなく、事前に担当と順番を決めておき、依頼しておくことが大切です。
役職の順位を踏まえた挨拶の順番や、誰に頼むか迷ったときの決め方は、以下の記事で詳しく紹介しています。
→忘年会の挨拶の順番は?ひと目でわかる早見表【司会例文付き】
送る言葉は、必ずしも役職の高い方である必要はありません。
司会の台本には、役職と名前だけでなく、読み方も書き込んでおくのがおすすめです。
歓送迎会の会場をお探しならベニーレベニーレへ

歓送迎会の司会進行を考えるときは、挨拶や花束の贈呈がしやすい会場かどうかも気になりますよね。
新宿三丁目駅直結のイタリアンレストラン「ベニーレベニーレ」では、歓迎会・送別会向けのパーティープランをご用意しています。
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